DMATについて

厚生労働省により災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)、日本DMATが発足したのは平成17年4月です。 私は救急科専門医と脳神経外科専門医として、救命救急医療に深く関わってきました。平成17年頃からは、災害医療の領域で東京DMATの指導を行ったり、静岡済生会総合病院のDMATチーム(災害派遣医療チーム)や前任地である川崎市の関東労災病院DMATチームに所属し、さまざまな被災地や事故現場で医療救護活動をしてきました。  患者さんの苦しみや痛みのすぐ近くにいた救急医の経歴を、クリニックの診療に活かしたい。脳神経外科・神経内科・外科といった診療科目には固執しません。どのような病気・病状でも、幅広い視点で患者さんを診る。局所の視点からではなく、患者さんの全体像を把握し診断する。「診療範囲や受診に制限を設けない」。これが救急医としての私のポリシーであり、専門領域を横断的に網羅する救急医療経験医師の強味です。 DMATの活動は病院単位が原則です。私は独立開業したので、DMAT隊員としての単独行動は控えます。ただ、日本集団災害医学会セミナー委員会の責任者として、全国で災害医療の基礎コースを年間10回ほど展開。これはつづけます。加えて、全国の医師会会員を対象としたJMAT(日本医師会災害医療チーム)も組織されており、兵庫県JMATの教育担当を日本集団災害医学会セミナー委員会が数年前より担当している経験も活かしたいと考えています。  万一、清水町や沼津市で、大きな災害が起こったら…。地域防災計画が定める災害拠点病院や救護所は、確かな医療を提供できるのか。私は、救急医として被災者と真正面から向き合うために、自分のクリニックの患者さんはもちろんですが、地域住民が安心できるような医療を実践できるよう最大限に努めたい。また、患者さんはパニックの中で、どこに行けばいいか迷う。私は、緊急時に不可欠な情報をクリニック内に明示します。「患者さんが迷わず行動できる、手立てと対策を事前に」と、考えるからです。 詳しくは日本DMAT公式ホームページをご覧ください。http://www.dmat.jp/